ここでは、眉毛の整え方について紹介していこう。眉毛はきちんと整えれば相手に好印象を与えられるが、見よう見まねでうまく整えることは難しいし、失敗してしまえば取り返しがつかないことにもなりかねない。正しい知識を得ることで、理想の眉毛に仕上げるポイントをつかんでほしい。
眉の手入れをする際には、「眉頭・眉山・眉尻」の位置をきちんと決める必要がある。この3つが定まっていないと、バランスが崩れて見栄えが悪くなってしまうからだ。
では、それぞれのポイントはどのように決めていけばいいのだろうか。
まず整えるのは眉頭、眉毛の始まりの部分になる。理想の眉毛にするためには、ちょうど目頭の真上くらいに眉頭が位置するようにするといいだろう。眉頭が目頭より内側にある場合は眉間が狭くなり、相手に気難しさやキツい印象を与えてしまいがちになる。人と接するような仕事の場合はあまりよくないかもしれない。
また、眉頭が目頭よりも外側にありすぎると、幼さや頼りなさを与えてしまいかねない。こちらも注意しておこう。
眉山は、眉毛の中で一番高い位置に来る部分だ。これまでは、眉山は黒目の外側の真上にあるのが理想的と言われていたのだが、最近では黒目の外側と目尻の中間部分の真上、つまり従来よりも少し外寄りにするのが良いとされている。
眉山が内側にあると間が抜けた感じになってしまい、一方で外側にあると平面的な顔に見えてしまう。いずれも顔の印象を大きく変えるため、事前にきちんと考えてポイントを定めておきたい。
眉尻とは、眉毛の終わりの部分のこと。眉尻の位置は、小鼻と目尻を結んだ線の延長線上が良いとされている。この線よりも内側だと幼くぼんやりとした印象を相手に与えてしまい、長すぎると不自然な印象を持たれてしまいかねない。
これらのポイントを抑えたうえで、長すぎず短すぎず、ちょうど良い長さの眉毛に整えるようにしていくようにしよう。
眉頭の位置によって相手に与える印象は良くも悪くも変わる。それを利用して、相手に与えたい印象に合わせて眉毛を整えることも可能だ。
相手に優しい印象を与えたいときは、眉頭の位置を小鼻の延長線上よりもほんのわずかだけ外側にしてみるといい。尖った感じが薄れ、柔らかい雰囲気を演出できる。しかし、あまりにも極端だと間抜けな印象を与えてしまうため注意が必要だ。
一方で、凜々しい印象を与えたいときは、小鼻の延長線上よりも少しだけ内側に眉頭を作ってみるといい。ただし、こちらもやりすぎには注意。失敗すると凜々しさよりも厳しさを相手に印象付けかねない。
眉毛を手入れするときは、まずはハサミで毛を少しずつ切っていく。コームなどで毛先を立たせるようにするといい。そして次は角を取る。眉毛は丸みがあると自然に見えるからだ。そして、ある程度整えられたと思ったら、鏡から離れて俯瞰で調整していくと、より理想の形に近づくだろう。
ここでは、眉毛のセルフ手入れについてポイントを紹介していったが、実際に眉毛を自分一人で手入れしようとするとかなり難しい。おまけに、失敗したときには取り返しのつかないことにもなりかねない。眉毛を整えたいときは、自分でやるよりもプロを頼った方がより理想の形に近づけるだろう。
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